学校長あいさつ
明治6年下湯日養勝寺を借りて湯日分校として創立され、歴史と伝統を重ねてきた湯日小学校ですが、本年度が最後の1年となります。
全校児童32名、学級数は昨年度と変わらず全4学級(1年生1学級、2・3年生複式学級、4・5年生複式学級、6年生1学級)の小規模校です。
学区には茶畑が広がり、学校の前には緑の山。運動場の一角には、お茶の木や栗、さくらんぼ、みかんなど実のなる木々。一方で、目の前の山からは時折大きな音を響かせて飛び立つ旅客機。豊かな自然と日本の技術を感じさせる環境の中で、御家庭や地域の方々のあたたかさに支えられながら本校は教育活動を営んでいます。
昨年度末から続いていた休校が解除され、学校には子どもたちの元気な姿があり、明るい声が聞こえます。今年1年、「よりよく」を合言葉として、「やさしさ」と「思いやり」を基盤に、子どもたちが子どもたち自身の力で現状から課題に気づき、判断し、実行することを繰り返しながら、粘り強く追究し続ける力を伸ばしていきたいと考えています。
湯日小学校最後の1年となります。「湯日小ならでは」の活動を行い、子どもたちが湯日小での生活を誇りに思うことができるよう、私たち湯日小職員は日々力を尽くしていきます。
校長 増田 達一